アニメ『犬夜叉 完結編』において、この一連の継承ドラマはシリーズ屈指の神回として語り継がれています。特に注目すべきは以下のエピソード群です。
・第9話「冥道の死鬼神」:冥道残月破のルーツと天生牙の秘密が明かされる衝撃回
・第13話「完全な冥道」:りんを救うため冥界へ赴き、殺生丸が命の重さと慈悲を悟り真円を完成させる回
・第15話「正統なる継承者」:殺生丸が犬夜叉と刃を交え、技を託して鉄砕牙が黒く染まる決着回
愛する少女・りんを失う恐怖と直面し、命の尊さを理解した殺生丸の手によって、冥道残月破はついに真円の完全体へと覚醒しました。そして迎えた奈落の罠の中での兄弟対決。殺生丸は自ら天生牙を犬夜叉の鉄砕牙に打ち込み、刀を折らせることで、完成した冥道残月破の妖力を鉄砕牙へと完全に移譲したのです。
こうして誕生した「黒い鉄砕牙」は、冥道残月破を放てる唯一無二の形態となりました。さらに犬夜叉の資質により、技は空間に巨大な円を開くだけでなく、無数の刃となって敵を切り刻みながら冥道へ送る「冥道光刃」のような独自の進化を遂げていきます。