羽咋市のUFO文化を語る上で欠かせない中核施設が、1996年に開館した宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」です。UFOというポップカルチャー寄りのテーマを掲げながら、館内に足を踏み入れた来訪者が一様に息を呑むのは、展示物の圧倒的な「本物度」にあります。
展示スペースには、米国NASA(アメリカ航空宇宙局)や旧ソ連・ロシア宇宙局から貸与・譲渡された貴重な宇宙機がずらりと並びます。中でも目玉とされるのが、実際に宇宙空間を飛行して大気圏再突入を果たした旧ソ連の宇宙カプセル「ボストーク帰還用宇宙カプセル(本物)」です。機体表面には大気圏突入時の超高熱で生じた本物の焦げ跡が生々しく残されており、コスモアイル羽咋 本物 展示 NASAの看板に偽りがないことを無言で証明しています。
さらに、月面探査車(マーズ・ローバー試験機)や、人類初の人工衛星スプートニク1号の同型バックアップ機、アポロ宇宙船の司令船モックアップ、旧ソ連のICBM(大陸間弾道ミサイル)ルーツを持つロケットエンジンなど、日本国内の他の科学館では到底見られないレベルのコスモアイル羽咋 見どころ 詳細まとめが凝縮されています。
この前代未聞の展示を実現させたのが、当時羽咋市役所の職員であり、後に「スーパー公務員」として名を馳せた高野誠鮮(たかの じょうせん)氏です。高野氏は自著や当時の特別インタビューにおいて、冷戦崩壊直後の旧ソ連やNASA本部へ直接単身乗り込み、粘り強い交渉の末に信じられない低予算で本物の機体を確保した経緯を赤裸々に明かしています。行政の常識を打ち破った熱狂と行動力が、地方都市に世界最高峰の宇宙コレクションをもたらしました。