落ちにくい口紅に対して「唇が荒れてガサガサになる」という不安を抱く方は少なくありません。この問題の背景には、配合されている色材の性質の違いが存在します。
染料(ティント)と顔料(ジェル膜)の根本的な違い
唇が荒れやすい従来のティントリップは、分子が極めて微小な「染料(タール色素など)」を用いています。染料は唇の角層内部に浸透して着色するため摩擦には強いものの、角層の水分保持機能を低下させやすく、乾燥や皮剥けを引き起こす一因となっていました。
一方、KATEのリップモンスターが落ちない理由として広く知られる処方は、染料だけに依存せず「顔料」を特殊なオイルと高分子ポリマーで包み込む設計にあります。唇表面の水分に触れると、揮発成分が蒸発しながら高粘度の透明ゲル膜へと相転換し、唇の表面を隙間なくコートします。
つまり、角層を傷めずに表面を保護膜でシーリングしているため、クレンジングで摩擦レスに落とすことができ、連日使用しても唇への負担が劇的に軽減されているのです。