韓国人の苗字はなぜ金・李・朴ばかり?300種の謎と結婚ルーツ

韓国人の苗字はなぜ金・李・朴ばかり?300種の謎と結婚ルーツ

韓国人の苗字はなぜ金・李・朴ばかり?300種の謎と結婚ルーツについて詳しく解説いたします。最新の情報をお届けします。

韓国人の苗字を理解するうえで欠かせないのが「本貫(ポングァン)」という概念です。本貫とは、その家系の始祖が生まれた発祥地・本拠地を指します。韓国では「姓(苗字)」と「本貫」がセットになって初めて一つの血統を表します。

例えば、同じ「金(キム)さん」であっても、以下のように本貫が異なれば、先祖も血統も全く別の家系として扱われます。

・金海金氏(クメキムシ):伽耶の首露王を始祖とする系統。韓国で最大の人口を誇る本貫。
・慶州金氏(キョンジュキムシ):新羅王室の末裔に連なる名門系統。
・光山金氏(クァンサンキムシ):新羅王族の流れを汲む光州発祥の系統。

李姓であれば朝鮮王朝の始祖をルーツに持つ「全州李氏(チョンジュイシ)」、朴姓であれば「密陽朴氏(ミリャンパクシ)」などが代表例です。韓国人が初対面で苗字の話題になった際、「本貫はどこですか?」と尋ね合うのは、相手が同じ血族ルーツに属しているかを確認する伝統的な文化的習慣です。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。