こうした視点の変化は、行政や専門団体の動きとも連動している。厚生労働省は近年、若年女性の痩せすぎ(BMI 18.5未満)がもたらす健康リスクについて警鐘を鳴らし続けており、適正体重の維持と日常的な運動習慣の重要性を強力に推進している。
一方で、競技シーンにおいても新たな波が押し寄せている。日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)が主催するカテゴリーでは、過度な筋肉肥大ではなく、健康的でエレガントなプロポーションを競うビキニフィットネスやフィットモデルの出場者が急増。ステージ上で躍動する選手たちの姿は、多くの一般女性にとっても「目指すべき理想形」として羨望の的となっている。