ホルモンの激しい乱高下は、脳の視床下部にある自律神経中枢にダイレクトな負担をかけます。交感神経と副交感神経のスイッチングが乱れ、自律神経失調症に似た状態へと陥ることで、血管の収縮や胃酸の過剰分泌が誘発されます。
特に現代の働く世代は、慢性的な睡眠不足や過度の緊張に晒されています。精神的ストレスが加わると脳の嘔吐中枢が過敏になり、普段なら耐えられる程度の胃の不快感であっても強い吐き気として知覚されてしまいます。生理中の吐き気は、生殖器系だけでなく神経系と消化器系が連動して起こる複合的なトラブルなのです。