「昔持っていたカードや最近引いたパックのカードが、ネットオークションで桁違いの高額で取引されているのを見た」という経験を持つ方は多いはずです。遊戯王カードにおける最大の価格差を生み出す要因は、2018年以降に相次いで投入されたアニバーサリー系シークレットレアの存在にあります。ここでは、とりわけ質問が多い「20thシークレットレア」「プリズマティックシークレットレア」「クォーターセンチュリーシークレットレア」の3大高級レアリティを徹底解剖します。
これら3種は、いずれもカードのイラスト枠を越えてカード全体(外枠部分まで)に微細なホログラム加工が施されている点では共通していますが、決定的な判別ポイントが3つ存在します。それが「カード名の文字色」「テキストボックス中央のロゴ透かし」、そして「ホログラムフィルムの反射色」です。
まず、第10期(2018〜2020年)に登場した20thシークレットレアは、カード名が鮮やかな赤色の箔押し(レッドフォイル)になっている点が最大の特徴です。さらに、効果テキスト欄の中央に「20th ANNIVERSARY」の特製ロゴが透かしとして印刷されています。20thシークレットレアの買取相場は、人気の高い《青眼の白龍》や《ブラック・マジシャン・ガール》、女性サポートカードを中心に数十万円から100万円超で推移しており、現在もコレクターズアイテムとして別格の扱いを受けています。
次に、第11期(2020〜2023年)の基本パックを象徴するプリズマティックシークレットレア(通称:プリシク)です。20thシクとの最大の違いは、カード名が赤文字ではなくプラチナシルバー(白銀色)のダイヤカット箔である点、そしてテキストボックスに記念ロゴの透かしが存在しない点です。ホログラムの光り方は非常に細かな縦横の格子状(スクエアパターン)で、カード全体が四角いマス目状に光り輝きます。
そして2023年の遊戯王25周年を機に導入され、第12期を通じて流通しているのがクォーターセンチュリーシークレットレア(通称:クオシク / 25thシク)です。クォーターセンチュリーシークレットレアの見分け方は極めて明快で、カード名が豪華な金色(ゴールドフォイル)で刻印され、テキストボックス中央にははっきりと「25thロゴ」が透かし彫りされています。さらに、表面のホログラムが光の当たる角度によって緑やピンク、紫へと妖艶に偏光する特殊コーティングが施されており、手元で傾けた際のプリズムの深みは従来のどのレアリティとも一線を画しています。