Q1:何もかも嫌になった時、仕事をいきなり退職しても後悔しませんか?
A1:極度のストレス下では脳の合理的な判断力が落ちているため、即日退職などの衝動的な決断は避けるのが原則です。まずは有給休暇の消化や、心療内科の診断書を取得しての「休職」を選択してください。休職して給与の一定割合(傷病手当金)を確保しながら心身を休め、気力が戻った段階で「復帰するか、転職・退職するか」を冷静に判断する方が、将来的な生活リスクを大幅に低減できます。
Q2:人間関係が嫌になり、LINEのアカウントを消したり連絡を断ちたくなります。
A2:これは「人間関係リセット症候群」と呼ばれる典型的な防衛反応です。衝動的にアカウントを削除すると、回復した後に「大切なつながりまで失ってしまった」と孤立感を深める恐れがあります。アカウントを消すのではなく、「通知を全ミュートにする」「アプリをホーム画面から隠す」「『体調を崩しているためしばらく返信が遅れます』とステータスメッセージに書いて放置する」といった、関係を破棄せず距離を置く「一時凍結」の措置をとってください。
Q3:病院(心療内科・精神科)に行くべき目安がわかりません。
A3:「不眠(寝付けない、途中で目が覚める)」「食欲の極端な低下または過食」「身体の不調(頭痛、胃痛、動悸)が内科で異常なしと言われる」「仕事や家事が手につかない」といった状態が2週間以上続いている場合は受診の目安です。「この程度のつらさで受診していいのか」と悩む必要はありません。精神科医や心療内科は、倒れてから行く場所ではなく、倒れるのを未然に防ぐために行く場所です。