「過酷な行程を共にするあのスタッフたちは一体誰なのか」という視聴者の長年の疑問に対する答えは明確です。24時間テレビ チャリティマラソン 運営体制の中核を担っているのは、大きく分けて「専門トレーナーチーム」「番組制作スタッフ(ディレクター・AD)」「民間警備会社」「医療・救護班(医師・理学療法士)」の4組織からなる合同オペレーション部隊です。
ランナー1名に対して稼働する総スタッフ数は、移動中継班や沿道整理員を含めると総勢150名から200名規模にのぼります。単にタレントを走らせるだけでなく、警察との道路使用許可協議、移動体通信を用いた中継映像の伝送、さらには秒単位で進行する生放送枠への時間調整など、極めて高度なロジスティクスが要求されるためです。
現場の指揮系統の頂点には総合プロデューサーとチーフディレクターが君臨しますが、ランナーの身体的運行に関する全権は、テレビ局員ではなく専任のランニング指導・健康管理チームに委ねられています。番組の意向よりも「ランナーの生命安全」を優先させる独立した判断ラインが敷かれている点こそが、現代のチャリティマラソン運営の根幹となっています。