事件発生直後、インターネット上では実行犯のSNS特定が急速に進みました。程なくして本人のものと断定されたのが、「silent hill 333(@333_hill)」というアカウントです。アカウント名の「silent hill」は、被告の名字である「山上(静かな丘=Silent Hill)」をもじったものと見られています。
このアカウントは2019年10月に開設され、事件当日の早朝まで約2年9か月にわたり合計1300件以上の投稿が続けられていました。事件直後、フォロワー数はわずか数百人足らずから数万規模へと急増しましたが、Twitter社(現X社)の規約違反(重大な暴力行為への関与等)に基づき、即座にアカウント凍結の措置が取られました。
しかし、投稿の大部分は有志の手によって魚拓(ウェブアーカイブ)として保存されており、現在でも研究者やメディアによるテキスト分析が続けられています。そこに記されていたのは、単なる政治批判ではなく、自らの人生を狂わせた存在に対する果てしない呪詛と絶望でした。