占い相談の現場や大手知恵袋、SNS上の口コミを徹底検証すると、占いに不満を抱く利用者の多くが「占術の正しい使い分け」を根本から誤っている実態が浮き彫りになります。
都内の有名占い館に週3日出演するベテラン鑑定士(鑑定歴22年)は、取材に対して次のように現場のリアルを語ってくれました。
「最も多いのは、タロットカード鑑定で『私は一生結婚できませんか?』と聞いてこられるケースです。タロットは相談者や相手の無意識を拾い上げるため、本人が『結婚できないかもしれない』と強く不安がっていれば、その通りの絶望的なカードが出やすくなります。これはタロットの的中率が低いのではなく、相談者の今週の不安を鏡のように映し出したにすぎません。一生涯の婚姻傾向を知りたいなら四柱推命を使い、その上で『気になるあの人と来月どう距離を縮めるか』をタロットで視るのが本来の手順です」
また、ネット上のレビューで「姓名判断で大吉だったのにリストラされた」「手相で強運と言われたのに事業に失敗した」と書き込むユーザーの行動パターンを分析すると、相占の結果を「固定された運命」と盲信し、行動を停止してしまった例が目立ちます。相占はあくまで現状の健康状態や生活環境の影絵にすぎず、放置すれば状況に応じて変化するという本質が見落とされているのです。