渡米から月日が流れ、大谷翔平を取り巻く生活空間は大きな変化を遂げた。かつて孤高の野球虫として競技だけに全神経を注いでいた男が、いまやパートナーと共に穏やかな時間を重ねている。その中心にいるのが、元バスケットボール選手の妻・田中真美子さんだ。
ロサンゼルス・ドジャースでの過酷なシーズンを戦い抜くうえで、自宅での静かな時間は何よりの良薬となっている。アスリートとしての共通言語を持つ二人の生活は、きわめてシンプルで健康的だ。試合後の遅い夕食でも手際よくバランスの取れた食事が食卓に並び、遠征先からの連絡も欠かさない。関係者によると、二人が過ごす拠点の邸宅からは時折、屈託のない笑い声が聞こえてくるという。球場の喧騒を離れ、一人の人間として息を抜ける空間が、最高峰の舞台であるMLBで挑み続ける彼のエネルギー源になっているのは疑いようもない。