「伊勢崎=日本の最高気温観測地」というイメージは、もはや夏だけの話ではない。近年、春先や秋口にかけての気温の上昇幅も急激だ。フェーン現象による乾燥した熱風が街を包み込み、熱中症リスクの期間が大幅に長期化している。
対して冬の代名詞である「上州からっ風」にも異変が目立つ。かつてのような規則正しい乾いた強風ではなく、瞬間的に風速20メートルを超える突風混じりの風が不規則に吹き荒れる回数が増加。屋根瓦の飛散や太陽光パネルの破損といった局地被害が目立ち始めており、防風インフラの見直しが急務となっている。