Q1:串刺し集計で「#VALUE!」エラーが出てしまうのですが、何が原因ですか?
A1:集計対象となっているセルの中に、文字列や数式エラー(#N/Aなど)が含まれている可能性が極めて高いです。SUM関数自体は文字列を無視しますが、四則演算(+記号)でシートを足していたり、AVERAGE関数などの引数に不整合なデータが混ざっていたりすると#VALUE!が発生します。対象シートの該当セルを一斉確認してください。
Q2:離れた位置にある飛び飛びのシートだけを串刺し集計することはできますか?
A2:3D参照の標準構文(コロンで繋ぐ形式)では、連続して並んでいるシートしか指定できません。飛び飛びのシートを集計したい場合は、「=SUM(Sheet1!A1, Sheet3!A1, Sheet5!A1)」のようにカンマで個別に足し合わせるか、集計したいシートを一時的にドラッグして連続した並び順に変更した上で範囲指定してください。
Q3:シート名に日本語やスペースが含まれていると数式がエラーになりやすいですか?
A3:エラーにはなりませんが、数式内でシート名を「'(シングルクォーテーション)」で囲む必要があります。例えば「='4月度 売上:3月度 売上'!C5」のように記述します。マウスでシートを選択して数式を作ればExcelが自動的にクォーテーションを補完してくれますが、手入力する際は記述漏れに注意してください。
Q4:新しいExcelで使えるVSTACKを使った串刺し集計の最大のメリットは何ですか?
A4:最大の利点は「シートごとに異なる行数・レイアウトのデータを1本の長いテーブルとして扱える点」です。これにより、これまで3D参照では不可能だったSUMIFSやXLOOKUP、ピボットテーブルとの連動が一気に可能になり、集計業務の柔軟性が劇的に向上します。