タレスが初登場した映画『ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦』は、1990年夏の東映アニメフェアで公開された劇場版第6作です。上映時間約61分というコンパクトな尺の中に、ドラゴンボールらしい肉弾戦と知略、絶望的なパワーバランスが見事に凝縮されています。
本作におけるタレス軍団(クラッシャーズ)は、アモンド、ダイーズ、カカオ、レズン、ラカセイといった宇宙の荒くれ者で構成され、ギニュー特戦隊とはまた違ったシリアスな傭兵集団の雰囲気を醸し出していました。地球に神精樹の種を植え付け、地球を砂漠の死星に変えようとする冷酷非道な侵略行為は、まさにサイヤ人の悪辣さを象徴する展開でした。
TVアニメ本編の通常回には直接登場しないものの、派生作品での扱いは非常に手厚いのが特徴です。1993年の公式ビジュアルガイドビデオおよびゲーム『ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画』では、ツフル人の怨念が生み出したゴーストライザーとして再登場。さらにデジタルカードゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』や、2024年秋に発売され2026年現在も世界的大ヒットを記録している対戦アクション『ドラゴンボール Sparking! ZERO』に至るまで、劇場版ボスの代表格として参戦を続けています。