Q1:甘えてスリスリしてきたのに、少し撫でただけで噛まれるのはなぜですか?
A1:猫のスリスリは「自分の匂いをつけて安心したい」「挨拶をしたい」というサインであり、「全身を長く撫で回してほしい」という要求とは限りません。挨拶を受け取ったら、顎の下や耳の付け根などを数秒だけ軽く撫で、猫が満足して離れる前に飼い主側から手を引くのがコツです。
Q2:手を噛まれた時にとっさに手を引くと、さらに強く噛まれます。どう外せばいいですか?
A2:噛まれた手を後ろに引くと、猫の狩猟反射で「逃げる獲物を逃すまい」と咬合力が強まります。外す際の正しい技術は、「引くのではなく、あえて猫の口の奥へ軽く手を押し込む」ことです。喉元に手が入ってくると猫は違和感を覚え、反射的に口を開いて離します。口が緩んだ瞬間に手を引き、速やかにその場を離れてください。
Q3:これまで噛まなかった高齢猫が、急に怒って噛みつくようになりました。認知症でしょうか?
A3:認知機能不全症候群の可能性もありますが、最も疑うべきは「身体のどこかに慢性的な痛みがあること(変形性関節症や歯周病など)」です。シニア期の猫は関節の痛みを隠す習性があり、触られた瞬間に激痛が走ることで防衛的に噛みつく事例が非常に多く報告されています。しつけで解決しようとせず、速やかに動物病院で精密な画像診断と痛みのスクリーニングを受けてください。