Q1:ベッドに入ってから何分眠れない場合、一度起き上がるべきですか?
A1:ベッドに入ってから約20分経過しても眠れない場合は、思い切って一度布団を出ることを推奨します。眠れないままベッドの中に居続けると、脳が「ベッド=悩む場所・目が冴える場所」と誤って記憶してしまいます。暗めの静かな部屋へ移動し、ぬるめの白湯を飲むなどして単調な時間を過ごし、再び眠気が訪れた段階でベッドに戻るのが睡眠医学における鉄則です。
Q2:「羊を数える」のは入眠対策として本当に効果がありますか?
A2:日本語で「ひつじが1匹……」と数える行為は、科学的にはあまり推奨されません。本来、英語の「Sheep」の発音が入眠時の「Sleep」に似ており、口呼吸を自然に誘発することから生まれた習慣です。日本語で数えると脳の言語野が活性化して覚醒を強めてしまうため、羊を数えるよりも「4-7-8呼吸法」などの身体感覚に意識を向ける手法を取り入れましょう。
Q3:眠れないからといって、お酒(寝酒)に頼るのは危険ですか?
A3:アルコールは一時的な入眠を促すものの、睡眠の質を著しく悪化させます。体内でアルコールが分解される過程で生じるアセトアルデヒドが交感神経を刺激し、深夜の中途覚醒や早朝覚醒を引き起こします。結果的に脳の過覚醒を助長するため、眠れない夜の寝酒は避けるべきです。