2010年の入社から15年以上が経過し、水卜麻美は日本テレビを代表する看板アナウンサーとして揺るぎない地位を築いた。朝の情報番組『ZIP!』の単独総合司会を引き受けて以降、過酷な早朝スケジュールをこなしながらも、画面越しに伝わる生命力あふれるパフォーマンスは一切衰えを見せない。
30代後半という年齢は、アナウンサーにとって知識、経験、そして人間的深みが最も美しく調和する時期と言える。若い頃の愛くるしい言動に頼るだけでなく、緊急報道や時事ニュースに対して的確なコメントを差し挟む姿には、第一線を走り続けてきた者だけが持つ矜持が宿っている。