『蛇にピアス』以降も、吉高由里子は作品のテーマに寄り添いながら、質の高いラブシーンや官能的な場面を演じてきました。その代表的な作品群を振り返ります。
まず映画において特筆すべきは、2017年公開の映画『ユリゴコロ』(熊澤尚人監督)です。生まれながらに「人間の死」でしか心を満たすことができない連続殺人鬼・美紗子を演じた吉高由里子は、共演の松山ケンイチとの間で切なくも狂おしいベッドシーンを熱演しました。互いの孤独を埋め合わせるような濃厚な描写は、単なる官能美を超えて「生きるための渇望」を見事に具現化し、観客に強烈なカタルシスを与えました。
一方、テレビドラマの領域では「大人の色気と切なさが溢れるキスシーン」が度々SNSで大きな話題を呼んでいます。
- 『最愛』(TBS系):松下洸平演じる宮崎大輝との、運命に翻弄されながら交わした切なすぎるキスシーンは「歴代ドラマ屈指の名場面」として大反響を呼びました。
- 『知らなくていいコト』(日本テレビ系):柄本佑演じる尾高由起との、雨の中やすれ違いの中で見せた大人の色気漂うラブシーンが視聴者を釘付けにしました。
- 『星降る夜に』(テレビ朝日系):北村匠海演じる柊一星とのピュアで情熱的なスキンシップの数々が、毎週のようにトレンド入りを果たしました。
彼女のラブシーンが常に視聴者を惹きつけるのは、演技の向こう側にキャラクターのリアルな感情や心の揺れがしっかりと透けて見えるからに他なりません。