大人の水泳が激変する泳ぎ方のコツ!下半身が沈む理由と脱力呼吸の極意

大人の水泳が激変する泳ぎ方のコツ!下半身が沈む理由と脱力呼吸の極意

大人の水泳が激変する泳ぎ方のコツ!下半身が沈む理由と脱力呼吸の極意の詳細解説をご紹介します。最新トレンドがチェックできます。

プールに入った瞬間、足からズブズブと沈んでしまい、必死にキックを打っても前へ進まない――。多くの大人が直面するこの現象には、明確な流体力学上の理由が存在します。人間の体内において空気をため込める「肺」は胸部に位置するため、浮力の中心である浮心(ふしん)は胸のあたりにあります。一方で、筋肉や骨密度が高く重量のある重心は骨盤付近に位置しています。

水泳の初心者が水面にうつ伏せになった際、この浮心と重心の位置関係によって、上半身が浮き上がり下半身が沈む「シーソー現象」が自然発生します。ここで焦って頭を持ち上げようとすると、頭部の重さ(成人で約5〜6kg)が上半身にかかり、てこの原理で下半身はさらに深い位置へと引きずり込まれます。

水泳において浮く方法と理由の本質は、筋力で水面を叩くことではありません。「胸骨(みぞおちの上部)で水を押す(チェストプレス)」意識を持ち、肺の空気をクッションのように使って上半身をわずかに沈めることで、作用反作用により下半身が水面付近まで自然に浮き上がってきます。目線を真下から斜め前20度程度に落とし、頸椎を真っ直ぐ保つことこそが、無駄なエネルギーを使わずにフラットな姿勢を作る第一歩です。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。