「姪っ子」という言葉の法的な定義は、「自分の兄弟姉妹の娘(女子)」です。一方で、兄弟姉妹の息子(男子)を「甥(おい)」と呼びます。日常的には親愛の情を込めて「姪っ子」「甥っ子」と末尾に「子」を付けて呼ぶケースが一般的ですが、戸籍や法的な文書における正式表記はそれぞれ「姪」「甥」となります。
家系図を作成する際、親族の範囲を正しく配置するには世代の高低と血縁の分岐を視覚化する必要があります。姪の配置手順は明快です。
- ステップ1(同世代の横軸):まず自分の横に配偶者を並べ、同じ世代のライン上に自分の「兄弟姉妹」を配置します。
- ステップ2(枝分かれの縦軸):兄弟姉妹の名前から下向きに実線を引き、その配偶者との婚姻関係を結びます。
- ステップ3(次世代の配置):その兄弟姉妹夫妻から下へ伸ばした枝線の先に姪(および甥)の名前を記載します。自分から見て「1世代下の傍系」に位置するのが正しい見方です。
なお、配偶者の兄弟姉妹の娘も日常会話では「姪」と呼びますが、こちらは血がつながっていないため、民法上は「三親等の傍系姻族(いんぞく)」に分類されます。血族(血のつながりがある親族)と姻族(婚姻によって生じた親族)では、後述する相続権などで決定的な差異が生じるため、家系図上でも区別して把握しておく必要があります。