降水傾向の変化も無視できない。広瀬川の清流に親しんできた仙台市民にとって、近年の雨の降り方は明らかに異質だ。一時間に50ミリを超えるような激しい雨が、青葉区の山沿いから泉区、太白区へとピンポイントで襲いかかるケースが増加している。
仙台市防災環境都市推進室の担当者は「以前のように一日中ダラダラと降る雨ではなく、局地的に大気が不安定化し、短時間で道路が冠水するリスクが高まっている」と指摘する。市では2026年度から、市内各所に設置した小型気象センサーとレーダーを連動させ、15分刻みで冠水危険度を予測するシステムの運用を強化。インフラ側での迅速なアプローチが急ピッチで進む。