国内最大級の歌詞検索サイト「歌ネット」において、『シアワセ』は発表から長年が経過した現在もなお、高いアクセス数を保持し続けている。これは単なる懐かしさによる再生ではなく、常に新しい世代の若者たちがこの言葉の世界に共鳴している証拠だ。
歌詞検索サイトを利用するリスナーの多くは、自身の恋愛体験と楽曲の言葉を重ね合わせ、心を整理しようとする。aikoが紡ぐ言葉は、飾られたポエジーではなく、誰もが日常で感じる「うまく言語化できない感情」をピタリと言い当てる。
「こんなにも誰かを愛おしく思う反面、どうしようもなく不安になる」という矛盾した心理。時代やトレンドが変わっても、人間が誰かを愛する時に抱く本質的な感情は変わらない。だからこそ、歌ネットのランキングでも本作は普遍的な存在感を放ち続けている。