実際に特定された投稿者のプロフィールを見ると、いわゆる「ネットの専門業者」や反社会的な存在ばかりではない。ごく普通の会社員、主婦、あるいは同じアイドル文化を愛しているはずの他グループのファンや元ファンが加害者に変貌している実態がある。
彼らの多くは「自分なりの正義感」や「推しを守るための反撃」という名目を掲げていた。しかし、画面の向こうにいる実在の人間に対するリスペクトを欠いた瞬間、その言動は単なる違法行為へと成り下がる。SNSのタイムラインが持つエコーチェンバー現象が、過激な言動へのハードルを感覚的に麻痺させてしまうのだ。