芸能人と教団を結ぶ中枢機関が「芸術部」です。この組織は1969年に結成され、歌手、俳優、お笑い芸人、舞踊家、裏方スタッフなど、エンターテインメント産業に携わる学会員によって構成されています。
ネット上には定期的に創価学会芸能人幹部リストと呼ばれる一覧が出回りますが、その信憑性には大きなバラつきがあります。実際に役職(芸術部長、副芸術部長など)に就任していることが機関紙『聖教新聞』で公式に報じられた大物タレントもいれば、単に親族が会員であるというだけでリストアップされた無関係な著名人も少なくありません。
創価学会芸能界への影響力について、テレビ局関係者は次のように内情を明かします。
「かつての地上波全盛期、芸術部の幹部クラスが持つ結束力はキャスティングにおいて無視できない側面がありました。公明党の選挙応援や教団関連のイベントに出演することで強固な動員力が期待できる一方、教団と対立するメディアへの出演を警戒する動きもありました。しかし、2020年代以降のメディア環境ではコンプライアンス意識が徹底され、特定の宗教枠で役を割り振るような慣習は急速に形骸化しています」