治安に対する懸念は、行徳を検討する者が最も敏感になるテーマだろう。夜間、駅前通りからバイパス沿いまで歩を進めた。街頭防犯カメラの増設と街灯のLED化が進み、主要な歩道は深夜でも十分な明るさが保たれている。路上でたむろする若者の姿は激減し、駅前交番の警察官による定期巡回が安心感を与えていた。
「10年前と比べると街の雰囲気は格段に落ち着きました。外国籍の住民も多いですが、皆さんマナーを守って生活していますし、本場のカレーやエスニック料理店が増えてむしろ食の楽しみが広がりました」と、駅近くで20年以上暮らす住民は笑う。後悔しない街選びの鍵は、駅北側の商業密集エリアと、南側に広がる閑静な低層住宅街の住み分けを現地で実際に肌で確かめることにある。