あびこ観音の厄除けに関して、ネット上で広く拡散されている「3つの大きな誤解」を是正します。
誤解①:「厄除け祈祷は節分の期間(2月1日〜7日)しか受けられない?」
これは完全な事実誤認です。あびこ観音では、節分以外の通常期であっても本堂にて毎日護摩祈願を受け付けています。静寂の中でじっくりと手を合わせたい方や、人混みが苦手な高齢者・小さな子ども連れの方は、混雑が激しい節分を避け、1月中旬や節分以降の平日に参拝する方がはるかに深い体験を得られます。
誤解②:「古いお札の返納はいつ、どこで行えばいいのか?」
授与されたお札の有効期間は原則として1年間です。1年後、新たな厄除けを受ける際に境内常設の「古札納所(納め所)」にお返しし、感謝の祈りを捧げます。遠方に引っ越して直接来寺できない場合は、寺務所宛てに郵送で返納することも認められています。なお、他寺院のお札も受け付けてもらえますが、神社の神札(おふだ)は宗教形態が異なるため、氏神神社へ返納するのが正式な作法です。
誤解③:「男性と女性で厄除けの作法や参拝時期を変えるべきか?」
数え年における厄年は男女で異なります(男性は25歳・42歳・61歳、女性は19歳・33歳・37歳・61歳など)。特に男性42歳、女性33歳は「大厄(たいやく)」とされ、人生の大きな転換期にあたります。祈祷の作法自体に男女差はありませんが、大厄の該当者は通常の護摩祈願ではなく「特別護摩祈願」を選び、大きなお札を受けて日々の生活の戒めとするケースが一般的です。