ネット上の掲示板やSNSで中部学院大学について調べると、ネガティブな言説が目につきます。これらの風評はどこから生じているのか、取材班がその出どころを辿ると、主に入試難易度の指標と立地環境への先入観という2つの要因に行き着きました。
大手予備校の最新模試データにおいて、中部学院大学の偏差値は概ね35.0〜37.5、一部学科ではBF(判定基準に達しないボーダーフリー)と算出されます。この数値だけを切り取ったまとめサイトやインフルエンサーが「誰でも入れるFラン大学=やばい」という短絡的なレッテル貼りを繰り返しているのが実情です。しかし、一般選抜での学力試験のみで学生を評価する従来型の物差しは、推薦型選抜や総合型選抜が主流となった近年の実学系私立大学の実態と大きく乖離しています。
入試倍率の推移を見ても、看護学科や教育学部など人気の専門学科では1.2〜1.8倍程度の倍率を維持しており、完全な無競争状態ではありません。ネット上の「名前を書けば合格する」といった極端な言説は、実態を著しく歪めた誇張表現であると断言できます。