ネット上で流布している情報の中には、ファンの二次創作や拡大解釈が事実のように語られているケースが散見されます。ここで客観的な作中事実をもとに、よくある2つの誤解を是正します。
第1の誤解は、「シーラはすでに作中で死亡が確定している」という言説です。作中においてシーラの遺体や明確な死亡シーンが描かれたことは一度もありません。『クラピカ追憶編』のラストで行方が分からなくなった後、消息不明となっているのが公式の正確なステータスです。生きて暗黒大陸編の船内に潜伏している可能性も、完全に否定することはできません。
第2の誤解は、「シーラが旅団を里へ直接道案内した」という決めつけです。0巻で描かれたメッセージ「我々は何も拒まない だから我々から何も奪うな」は流星街の定型文ですが、旅団がどのようなルートでクルタ族の里を特定したかは未だ完全にブラックボックスのままです。シーラの日記が奪われたのか、彼女の念能力が利用されたのか、あるいは全く別の裏切り者が存在したのかは、今後の本編で明かされるべき最重要の謎として残されています。