トイ・ストーリーのウィージー消滅の真相|3不在の理由と名曲の裏設定

トイ・ストーリーのウィージー消滅の真相|3不在の理由と名曲の裏設定

トイ・ストーリーのウィージー消滅の真相|3不在の理由と名曲の裏設定の詳細解説をご紹介します。役立つ情報が満載です。

ウィージーの魅力が一気に爆発するのが、『トイ・ストーリー2』のラストシーンです。映画の終盤、ミスター・ポテトヘッドのお腹の中から予備の笛が見つかり、見事に声を回復したウィージーは、それまでの弱々しいダミ声から一変。まるでブロードウェイミュージカルのスターのような深みのあるバリトンボイスで、作品のテーマ曲「君はともだち(You've Got a Friend in Me)」のビッグバンド・ジャズアレンジを熱唱しました。

この劇的なギャップを生み出すため、原語版・日本語吹替版ともに「普段の台詞」と「歌唱パート」で別々の実力派キャストが起用されるという贅沢なキャスティングが行われています。

原語版の台詞を担当したのは、ピクサー初期の脚本家であり伝説的ストーリー・スーパーバイザーのジョー・ランフト(Joe Ranft)です。そして華麗な歌声を披露したのは、トニー賞受賞歴を持つ大物歌手・俳優のロバート・グーレ(Robert Goulet)でした。

一方、日本語吹替版では、名バイプレイヤーとして知られた俳優の佐古正人が普段のウィージーを哀愁たっぷりに演じ、クライマックスの圧倒的な歌唱パートはロカビリー歌手・タレントの鈴木ヤスシが担当。本家に勝るとも劣らないゴージャスなスイング感を吹き込み、観客に鮮烈な印象を残しました。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。