二人の娘は、幼少期から国内屈指の名門校である慶應義塾の幼稚舎に入学し、そのまま初等部、中等部、高等部、そして大学へと進学した生粋の「慶應ファミリー」だ。この卓越した教育環境の背景には、母親である二谷友里恵の「何事にも屈しない強い知性と品格を身につけてほしい」という徹底した教育方針があった。
運動会や学芸会といった学校行事には、多忙を極める郷ひろみも都合をつけて姿を見せていたという。当時の目撃談によれば、どんなにオーラを消そうとしても滲み出てしまうトップスターの佇まいに、周囲の保護者たちも息をのんだ。一方で、娘と向き合う際の郷ひろみは終始穏やかな笑顔を浮かべ、一人の父親として温かく成長を見守っていた様子が語り継がれている。