年間推定収入が10億円を突破するプレイヤーが国内外で続出した。世界規模で見れば、MrBeastが約5400万ドル(当時のレートで約62億円)という天文学的な数字を叩き出し、コンテンツ制作に億単位の私財を投じる映画並みのスケールで世界を震撼させた。
国内市場に目を向けても、パイオニアであるHIKAKINやはじめしゃちょーといったトップ層の推定年収は、プラットフォームからの広告収益と企業案件を合算して数億円から10億円規模に達したとされる。月収換算にして5000万〜8000万円超。この桁外れの報酬を支えた基本エンジンがGoogle AdSenseだ。再生1回あたりの単価が0.1円〜0.5円程度と囁かれていた時代において、彼らは月間数千万回から1億回を超える再生回数を叩き出し、毎月数千万円の純粋な広告分配金をプラットフォームから引き出していた。
だが、広告収益は氷山の一角に過ぎない。トップクリエイターたちが莫大なキャッシュを手にした真の要因は、広告単価の変動リスクを完全に相殺する複合的な収益ポートフォリオの構築にあった。