ゲートをくぐると、まず出迎えてくれるのが世界最大級のマンモス「松花江マンモス」の巨大な全身骨格標本です。その圧倒的なスケール感に圧倒された後、順路は「宇宙の進化」「地球の生い立ち」へと続いていきます。この施設の基本理念である「過去に学び、現在を識り、未来を測る」という言葉通り、来館者は46億年という途方もない時間の旅人として館内を進む構成です。
展示室のなかでも圧倒的な滞留時間を記録するのが、第2総合展示室に設置された茨城県自然博物館の恐竜コーナーです。白亜紀の環境を再現したジオラマのなかで、ティラノサウルスやトリケラトプスの大型復元ロボットが咆哮をあげながら滑らかに動く姿は圧巻の迫力を誇ります。皮膚の質感や瞬き、呼吸に合わせて上下する腹部の動きまで精巧に再現されており、恐竜ファンならずとも足を止めて見入ってしまう魅力に満ちています。
じっくりと展示を巡る場合の茨城県自然博物館の所要時間は、本館の常設展示のみでおよそ2時間から2時間半が標準的な目安です。さらに企画展示室の見学や、菅生沼を一望できる野外施設、自然発見工房での体験型プログラムまで含めると、3時間半から半日(約5時間)の滞在を見込んでおくのが理想的です。
また、天候に左右されない充実した屋内設備が整っているため、茨城県自然博物館は雨の日のおすすめスポットとしても極めて高い評価を得ています。悪天候の休日には早い段階で予約枠が埋まりやすいため、雨天予報が出た段階で早めに予約サイトをチェックすることをおすすめします。