自力で治そうと焦るあまり、無意識のうちに鼻を太く、丸く変形させてしまう行動パターンが存在します。取材から判明した、団子鼻を悪化させる代表的なNG習慣を整理しました。
1つ目は、強い力でのつまみマッサージです。鼻先の皮膚は顔の中でも皮脂腺が多く、刺激に対して敏感です。力任せにつまんだり揉んだりすると、組織内の毛細血管が破壊され、慢性的な赤ら顔(酒さ様皮膚炎)や組織の線維性肥大を招きます。
2つ目は、就寝中のノーズクリップ使用です。睡眠中に長時間鼻翼軟骨を圧迫し続けると、鼻腔が狭まり口呼吸を誘発します。口呼吸は輪郭のたるみや歯並びの悪化に直結するだけでなく、鼻粘膜の血流を阻害し、朝起きた際の強烈なむくみの引き金となります。
3つ目は、小鼻の角栓の押し出し・過度な毛穴パックです。角栓を取り除こうと鼻先を指や器具で強く圧迫すると、真皮層のコラーゲンが傷つき、毛穴がすり鉢状に拡大します。毛穴が広がり皮膚が硬化すると、鼻全体の質感と厚みが増し、団子鼻の印象がさらに強まります。
4つ目は、うつ伏せ寝による鼻の圧迫です。枕に顔を押し付けて寝る癖は、鼻軟骨に不均等な外力を長時間かけ続けることになり、左右非対称な歪みや朝の局所的な鬱血を生み出す要因です。
5つ目は、塩分過多とアルコールによる慢性的な顔面浮腫です。鼻先は毛細血管とリンパ管が密集しており、体質的なむくみが最も現れやすいパーツの一つです。日々の生活習慣によるむくみを「脂肪がついた」と勘違いし、さらに強いマッサージを施すという悪循環に陥るケースが目立ちます。