Q1:炒め物や味噌汁に使う場合も、下茹では絶対に必要ですか?
A1:はい、事前の下茹でを強く推奨します。直接フライパンに放り込んだり味噌汁の鍋で煮ると、溶け出したシュウ酸がすべて料理内に留まり、強い苦味やえぐみの原因になります。味噌汁の場合は汁が黒ずみ、風味も損なわれます。固めに30〜40秒ほどさっと下茹でして水気を絞ってから最後に加えることで、澄んだ色合いと雑味のない本来の旨味が引き立ちます。
Q2:冷凍保存する前に下茹でせず、生のまま冷凍しても平気ですか?
A2:生のままの冷凍は避けるべきです。野菜に含まれる酵素が残ったまま凍結されるため、変色や異臭、繊維のスカスカ化が進行します。また、解凍後もシュウ酸が残留したままになるため調理の幅が狭まります。8割程度の「固ゆで」にして急冷・水切りを行ってから密閉冷凍するのが、美味しさと安全性を保つ鉄則です。
Q3:根元の赤い部分は食べられますか?切り落とすべきですか?
A3:捨てずに食べることを強くおすすめします。根元の赤い部分には、骨の形成や代謝に関与する「マンガン」が豊富に含まれており、糖度も高くほうれん草本来の甘みを感じられる部位です。泥が溜まりやすいため、先端を薄く削り落とし、十字に切り込みを入れて水中で振り洗いすれば、清潔かつ美味しく召し上がれます。