宮脇咲良を語る上で欠かせないのが、実母の破格の愛情とサポートです。母親は彼女を19歳から20歳前後の非常に若い年齢で出産したと伝えられています。シングルマザーとして幼い咲良を育てることは決して容易ではなかったはずですが、母は娘の才能を見出し、惜しみない投資を行いました。
「咲良がやりたいと言ったことは何一つ否定せず、すべて挑戦させてくれた」と本人が述懐するように、ダンスレッスンや劇団四季のオーディション対策、福岡や東京への遠征費用など、母親は自身の生活を削ってでも娘の夢を後押ししました。また、幼少期の宮脇咲良を実質的に支えたもう一人の立役者が母方の祖母です。多忙を極める母親に代わって手作りのお弁当を用意し、精神的な支柱として彼女を包み込みました。
その後、母親は一般男性と再婚。宮脇咲良が12歳のとき、新たな命として弟が誕生します。12歳という干支が一周するほどの年の差がある弟について、彼女はバラエティ番組等で「弟が可愛くて仕方がない」「まるで自分の子どものように愛おしい」と語っており、グローバルに活躍する現在でも家族への仕送りやプレゼントを欠かさないなど、家族の絆は極めて強固です。
実家が「お金持ち」と見なされる理由は、裕福な父親の存在によるものではなく、母方の一族が総力を挙げて一人の少女の可能性に人生を賭けた結果であり、再婚後の家庭環境も極めて温和で安定したものだったことが窺えます。