Q1:時間が全くないとき、米の浸水時間をゼロにして炊くことはできますか?
A1:推奨できません。浸水時間を省いて炊飯すると、高圧によって米の外側だけがふやけ、芯が固いまま残ってしまいます。どうしても時間がない場合は、40〜50℃前後のぬるま湯に米を10分間浸してから炊飯してください。ぬるま湯を使うことで吸水スピードが上がり、芯残りのリスクを大幅に低減できます。
Q2:急いでいるときに流水や手動排気で急冷して蓋を開けても大丈夫ですか?
A2:ご飯を炊く際は「急冷」は厳禁です。一気に圧力を抜くと、沸騰している米粒が激しく踊って割れてしまい、米の表面が傷ついて糊が溶け出し、べちゃついた仕上がりになります。また、減圧中の10分間は「余熱で水分を全体に均一化させる蒸らし工程」でもあるため、必ず安全ピンが自然に下がるまで待機してください。
Q3:炊き上がったご飯が鍋底にこびりついて取れないときの対処法は?
A3:炊き上がって蓋を開けたら、すぐに底から大きく天地を返すように混ぜ、底の蒸気を逃がすことが基本です。それでもこびりつく場合は、火を止めた直後に濡れ布巾の上に鍋底を数秒当てて急冷すると、鍋肌とご飯の間に隙間ができて剥がれやすくなります。鍋に残った米粒は無理に擦らず、ぬるま湯を張って10分ほど放置すれば綺麗に剥がれ落ちます。