初心者が最も陥りやすい罠が、「相手が水タイプなら草や電気タイプを出せば有利」という短絡的な思考です。現在の対戦環境において、このセオリーは通用しません。
第1の理由は「フリーズドライ」と氷技の標準搭載です。みずタイプポケモンのほぼ全てが「れいとうビーム」や「こごえるかぜ」を習得するため、迂闊に繰り出した草タイプは返り討ちに遭います。さらに、水タイプに抜群を取れる氷技「フリーズドライ」を覚えるポケモンの存在が、水タイプ同士の同族対決を複雑化させています。
第2の理由はテラスタルシステムによる耐性逆転です。草技を受ける瞬間に「ほのおテラス」や「くさテラス」を切られ、本来の有利対面を起点にされる事例が頻発しています。水タイプをメタる際は、単に弱点技を打つのではなく、「ステルスロック+一撃無効化」や、明確なアシレーヌ対策となる「高火力物理毒技・鋼技」での崩しが不可欠です。