伝統的な市場と近代的な繁華街が混ざり合う南浦洞。国際市場の喧騒を一本外れた細い路地に、隠れ家のように佇むセレクトショップが点在している。釜山広域市を拠点にするインディーズ作家の作品は、ここでしか手に入らないものが大半だ。
チャガルチ市場の魚や広安里の波をシュールかつ愛らしいイラストに落とし込んだファブリックポーチや、手作業で焼き上げられたセラミックインセンスホルダー。職人技とユースカルチャーが絶妙に融合した逸品は、日常に持ち帰っても色褪せない存在感を放つ。大量消費に抗うような丁寧なものづくりが、目の肥えた日本の旅行者を虜にしている。