軍艦「信濃」は、太平洋戦争中期に戦局の悪化とミッドウェー海戦の敗北を受けて、戦艦から急遽計画変更された大和型3番艦を母体とする大型空母です。戦時中に完成した航空母艦としては当時世界最大の排水量を誇り、大和譲りの強固な船底と重装甲バイタルパートを備えた「沈まぬ不沈空母」として大きな期待を背負っていました。
しかし、横須賀から呉への回航中、米潜水艦「アーチャーフィッシュ」の雷撃を受け、未完成状態のまま一度も実戦部隊として戦火を交えることなく沈没した悲劇の歴史を持ちます。このドラマチックかつ儚い歴史的背景こそが、ミリタリーファンや艦これ提督たちを惹きつけてやまない最大の要因です。
『艦これ』の世界線において、大和型姉妹はその圧倒的な火力と耐久力でゲームの象徴的ポジションを担ってきました。だからこそ、艦これにおける信濃は単なる1隻の新艦娘にとどまらず、ゲームの歴史を動かす超大型戦力としての特別な重みを持ち続けています。