現場で実際に選ばれているアイテムのディテールにも、明確な進化が見られます。かつてはアルミホイル風の単体風船が主流でしたが、現在は生花やアーティフィシャルフラワー(高級造花)と風船を巧みに組み合わせた卒業式バルーン花束がハイブリッドな定番となりました。
特に中学生や高校生の間で爆発的な支持を得ているのが、キャンディやチョコレートをバルーンの周囲にあしらった卒業式バルーンお菓子のアレンジです。見た目の可愛らしさに加えて、友人同士で「解体してその場で分け合える」「実用的なおやつとして消費できる」というカジュアルさが受けており、後輩から部活の先輩へ贈る感謝ギフトとして重宝されています。
さらに注目すべきは、卒業式バルーン男子の激増です。かつては女子生徒同士の贈り合いが中心でしたが、昨今では男子生徒が部活の後輩から巨大なバルーン束を受け取ったり、カップル間でプレゼントし合ったりする光景が日常化しました。男子向けには、パステルカラーを避けたブラック・ネイビー・シルバー・くすみゴールドなどのシックな配色が選ばれており、ジェンダーを問わない卒業記念の共通言語として定着しています。