Cメールを巡る最大の盲点は、「大手3キャリアが推し進める+メッセージ(プラスメッセージ)に切り替えるだけで、料金と機能の制約からほぼ完全に解放される」という事実が、一般層に十分浸透しきっていない点にあります。
+メッセージとは、携帯電話番号を宛先としながら、データ通信(パケット通信)網を使ってメッセージをやり取りするRCS(Rich Communication Services)規格のサービスです。文字数制限は一気に全角2,770文字まで拡大され、写真や動画の送受信、スタンプの利用が可能になり、何より送信料が実質無料(データ通信量を消費するのみ)になります。
移行方法は極めて平易です。auのAndroid端末であればプリインストールされている「+メッセージ」アプリを起動し、初期設定の同意を進めるだけ。iPhoneユーザーもApp Storeから公式アプリをダウンロードして番号認証を行うだけで、今までのSMS受信履歴を引き継いだまま移行が完了します。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
通信環境の最適化という観点から、誰が現在のCメール(標準SMS)を維持すべきで、誰が+メッセージ等の新世代サービスへ乗り換えるべきなのか、その判断基準を明確に提示します。
▼ 従来のCメール(標準SMS)のままで十分な人:
- ネットショッピングや各種Webサービスの「二段階認証用コード」の受け取りが主用途である人。
- 連絡を取り合う相手が従来型ガラケー(4Gフィーチャーフォン含む)を頑なに使い続けている人。
- 家族や親しい友人とはすでにLINEなどの別チャットツールで繋がり、電話番号宛ての送信を年数回しか行わない人。
▼ 今すぐ「+メッセージ」や別アプリへ移行すべき人:
- 家族や特定の相手と、日常的に電話番号宛てのメッセージで長文のやり取りを行っている人(送信料の削減効果大)。
- 孫やペットの写真、位置情報などを電話番号ベースで安全・手軽に送受信したいシニア層およびその家族。
- フィッシング詐欺などの迷惑メール被害を恐れており、公式アカウント認証マークが付与された安全なメッセージ環境を望む人。