「最近、分泌物の量が増えた気がする」「独特のすっぱいにおいや生臭さが強くなった」と感じてシートを手放せなくなっている場合、それ自体がシートの常用によって引き起こされた「医原性ならぬ生活習慣性のトラップ」である疑いがあります。ここにおりものシート におい 悪化の真相が隠されています。
健康な膣内には「デーデルライン桿菌」と呼ばれる善玉の乳酸菌群が存在し、膣内をpH3.8〜4.5の弱酸性に保つことで、病原菌の侵入や雑菌の繁殖を抑える驚異的な自浄作用を発揮しています。しかし、通気性の乏しいシートを長時間あてていると、湿気と皮脂、排出された分泌物が混ざり合い、アルカリ性を好む雑菌(大腸菌群や嫌気性菌)が繁殖しやすいアルカリ寄りの環境へと傾きます。
常在菌叢(膣内フローラ)のバランスが崩れると、生体防御反応として菌を体外へ洗い流そうとする働きが強まります。これこそが、病気ではないのにおりものが増える 決定的な理由です。増えた分泌物に焦り、さらに吸水性の高いシートで密閉するという負の連鎖に陥ると、雑菌がタンパク質を分解する過程でアミン臭などの強い悪臭を放つようになります。シートでにおいを閉じ込めようとする行為そのものが、においの発生源を培養している現実に気づかなければなりません。