人気俳優が突如として芸能界の第一線から姿を消したことで、当時は「一発屋で終わった」「絢香のヒモ状態ではないか」といった根拠のない憶測が一部で囁かれました。しかし、関係者への徹底取材や公開されている企業情報をつなぎ合わせると、その実態は「極めてクレバーな連続起業家・エンジェル投資家」としての姿です。
水嶋ヒロは現在、自身が設立したコンテンツ企画・制作会社「株式会社3rd i connections」の代表取締役を務める傍ら、複数の成長企業に経営・クリエイティブ面から深く参画しています。象徴的な事例が、東証プライム上場企業である株式会社じげん(ZIGExN)での活動です。彼は2016年に同社のCLO(Chief Lifestyle Officer)に就任し、単なるタレント広告塔ではなく、事業開発や企業ブランディングの根幹に関わってきました。
彼の主な収入源とビジネスポートフォリオは、主に以下の4つの柱で構成されています。
- D2Cブランドプロデュース:自身が開発から手がけるライフスタイルブランド「Be bouncy.」などのヘアケア・コスメ事業。品質に徹底的にこだわったEC直販モデルで、強固なリピーター層を獲得しています。
- ベンチャー・エンジェル投資:クラウドファンディング大手「マクアケ」の初期アンバサダーおよび株主としての関与をはじめ、国内外の有望スタートアップへ積極的に出資。エグジットや配当によるキャピタルゲインを享受しています。
- アドバイザリー・コンサルティングフィー:上場企業を含む複数社との業務委託・顧問契約により、定額の役員報酬・フィー収入を安定的に確保しています。
- コンテンツ印税・デジタル収益:ベストセラーとなった自著の印税管理、グローバル向け料理チャンネル『Hiro-Meshi』を含むYouTubeやSNSの広告収益です。
公認会計士や企業価値評価の専門家らの試算によると、これらの事業売上や投資リターンを合算した年収は数千万円から1億円以上に達しているとみられます。テレビドラマ1本の拘束時間が数か月に及ぶ俳優業と比較しても、時間対効果の極めて高い強固な収益構造を構築しています。