検索サイトで「格安」を売りにするスタジオを見つけ、料金の安さだけで即決してしまうと、思わぬ失敗に見舞われるケースが目立ちます。編集部が利用者への取材と実地調査を進める中で、特にトラブルになりやすい3つの落とし穴が浮き彫りになりました。
第1の落とし穴は「フロアの死角と柱の配置」です。一般的なオフィスビルを改装した格安物件では、フロアの中央付近に太い耐震柱が残されていることが少なくありません。写真では広々として見えても、実際にステップを踏むと柱が邪魔になり、フォーメーション練習や全身の動きのチェックに支障をきたします。
第2の落とし穴は「音量制限と防音性能の低さ」です。住宅街の雑居ビルや上層階が無防備なスタジオの場合、近隣トラブル防止のために音量が極端に絞られており、重低音を響かせられない環境も珍しくありません。迫力ある音で踊りたいダンサーにとって、これは致命的なストレスとなります。
第3の落とし穴は「床材のクオリティ」です。コンクリート直貼りのクッションフロアなどは衝撃吸収性が乏しく、長時間の激しいジャンプやターンによって膝や足首を痛めるリスクが高まります。ダンス専用のリノリウムや衝撃吸収マットが施工されているかどうかは、価格以上に重視すべき項目です。