「今見るべきBLドラマおすすめ作品はどれか」という問いに対して、作品の完成度、国内外での熱狂度、そして一度見始めたら抜け出せない中毒性(沼落ち度)の3軸から導き出した決定版ランキングを発表します。いずれも単なるブームで終わらず、長きにわたり支持され続けている神作ばかりです。
第1位:『美しい彼』シリーズ(日本)
凪良ゆう氏の傑作小説を酒井麻衣監督が実写化。無口で吃音を持つ平良一成と、圧倒的な美貌で学内カーストの頂点に君臨する清居奏。二人のいびつで純粋な「崇拝と恋情」を、息をのむ映像美と光の陰影で描き切りました。W主演を務めた萩原利久さんと八木勇征さんの圧倒的な引力は、日本のみならずアジア圏の映画祭でも絶賛を浴びています。観客を突き放すほどの執着と切なさが交差する演出は、実写化における一つの到達点です。
第2位:『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(チェリまほ)(日本)
童貞のまま30歳を迎えたことで「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた安達と、彼に密かな恋心を寄せるエリート同期・黒沢の物語。コミカルな設定の裏側に、他者を尊重する倫理観と自己受容の優しさが丁寧に織り込まれています。後述する熱狂的なチェリまほ評判の通り、日本発祥の「ピュアラブBL」として世界中で一大ムーブメントを巻き起こしました。
第3位:『セマンティックエラー』(韓国)
冷徹で原則主義な工学部生と、彼のリズムを狂わせる自由奔放なデザイン科の先輩。正反対の二人が反発しながら惹かれ合うロマンティック・コメディです。韓国BLドラマ名作の代表格であり、主演二人の完璧なビジュアル再現度とテンポの良い脚本、K-POPカルチャー直系の洗練された演出が際立ちます。韓国におけるBLの社会的認知度を一気に引き上げた記念碑的作品です。
第4位:『2gether』(タイ)
偽装カップルから始まる真実の愛を描き、タイBLドラマおすすめの筆頭として世界的なパンデミック期に社会現象を起こしたメガヒット作。爽やかなキャンパスライフを彩るタイの人気バンド「Scrubb」の楽曲と、主演のBrightとWinが放つ眩い輝きが、世界中の視聴者を「タイ沼」へと引きずり込みました。初心者向けBLドラマとしても最高のエントリー作品です。
第5位:『僕らの食卓』(日本)
三田織氏の同名漫画を実写化。人と食事をすることが苦手な青年が、偶然出会った幼い兄弟とその父親との交流を通じて「食」と「温もり」を取り戻していくヒューマンドラマです。過激な刺激ではなく、日々の食卓を囲む丁寧な描写と心のほぐれを描き、幅広い層から深い共感と支持を獲得しました。