食事制限のみに依存した減量は、脂肪とともに大量の骨格筋を失い、基礎代謝の急降下を招きます。これを阻止し、引き締まった体格を手に入れるためには、有酸素運動と無酸素運動の組み合わせが欠かせません。
運動プログラムの基幹となるのは、3ヶ月10キロ痩せる運動メニューの中でも大きな筋群を刺激する複合関節種目(コンパウンド種目)です。下半身や背中、胸といった大筋群を動かすことで、運動後の過剰酸素消費量(EPOC)が高まり、トレーニング終了後も数時間にわたってエネルギー消費が持続します。
自宅やジムで実践すべきリバウンドしない筋トレメニューの基本構成は次の通りです。
- バーベルまたはダンベルスクワット:10回×3セット(下半身全体と体幹を強化)
- ルーマニアンデッドリフト:10〜12回×3セット(ハムストリングスと臀筋、背部を刺激)
- プッシュアップ(またはダンベルチェストプレス):限界回数×3セット(大胸筋・上腕三頭筋を動員)
- ベントオーバーロウ:10〜12回×3セット(広背筋を刺激し姿勢を矯正)
筋トレを週3日程度行い、筋肥大シグナルを脳へ送り続けた直後に、心拍数を最大心拍数の60〜70%に保つ低強度の有酸素運動(傾斜ウォーキングやバイク)を30〜40分導入します。この手順を踏むことで、筋トレによって遊離した脂肪酸が優先的に有酸素運動のエネルギー源として酸化されます。