女優業と並行して、浅野さんが20年以上にわたって情熱を注ぎ続けているのが日本の古典や神話を題材にした「よみ語り」の舞台活動です。全国の神社仏閣を巡り、『古事記』や日本神話の物語を独自のダイナミックな語り口で現代に蘇らせてきました。
単なる朗読にとどまらず、神々の喜びや怒り、悲しみを全身で表現するそのステージは、演劇関係者や神社界からも極めて高い評価を得ています。その長年の文化活動と研究への真摯な姿勢が認められ、國學院大學の客員教授にも就任しました。
学生たちに日本の神話や言霊の力を直接伝える講義は人気を博しており、芸能活動の枠組みを超えた「表現者・教育者」としての知的な一面も、現在の彼女の大きな魅力となっています。