香川県立三豊工業高校を卒業後、俳優を志して上京した要潤。当時は芸能界への具体的な足がかりもなく、生活のために新宿の居酒屋やダイニングバーでアルバイト漬けの日々を送っていた。そんなある日、店で働いていた長身で際立つルックスの彼に声をかけたのが芸能関係者だった。これが、人生を一変させるスカウトの経緯である。
事務所所属から間もなく受けたのが、平成仮面ライダー第2作『仮面ライダーアギト』のオーディションだった。演技経験は皆無に等しかったものの、185cmの恵まれた体躯と誠実な眼差し、どこか放っておけない素朴な人柄が見事に制作陣の目に留まり、主要キャストの一人である警視庁・未確認生命体対策班(G3ユニット)の装着員・氷川誠役に大抜擢される。まさに無名の新人から一転、全国ネットの看板番組で華々しい俳優デビューを飾ることとなった。