犬が震えている原因とは?病気のサインと危険度チェック法を徹底解説

犬が震えている原因とは?病気のサインと危険度チェック法を徹底解説

犬が震えている原因とは?病気のサインと危険度チェック法を徹底解説について分かりやすく解説いたします。詳細な分析をチェックしてください。

診察室において獣医師が真っ先に確認するのが、「それは震え(シバリング・振戦)でしたか? それとも痙攣(発作)でしたか?」という問診です。この2つは病理的機序が根本から異なり、治療の緊急度も大きく分かれます。

最大の違いは「意識の有無」と「刺激に対する反応性」にあります。

観察項目震え(振戦・シバリング)痙攣(てんかん・脳性発作)意識状態意識は清明(目は合い、状況を認識)意識消失または混濁(焦点が合わない)名前を呼んだ時の反応耳を動かす、視線を向ける、近寄る一切反応しない(呼びかけが届かない)筋肉の状態細かくリズミカルに収縮(触ると動く)手足を突っ張る(強直)、バタつかせる(間代性)随伴症状丸まる、クゥーンと鳴く、息が荒い大量のよだれ、失禁、脱糞、口角の泡

もし愛犬が横倒しになって手足を突っ張り、呼びかけに応じない痙攣を起こした場合は、絶対に口の中に手を入れてはいけません。噛まれて大怪我をする危険があるだけでなく、気道を塞ぐ原因になります。

発作発生時は、まず周囲にある硬い家具を遠ざけて安全を確保し、「発作が始まった正確な時刻を計測する」「スマートフォンで動画を撮影する」ことが最優先です。発作が5分以上持続する「重積状態」、または意識が戻らないまま連続して発作が起きる場合は、脳に不可逆的なダメージが残るため、直ちに夜間救急動物病院へ搬送してください。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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